「スーパーマリオとかやりまくったな~」というファミコン世代の人にどうしてもやってもらいたいゲームがあるのです。
「勇者の資格」

敵キャラを倒し、色々な仕掛けを回避しながら進めていく面白さは、まさに「スーパーマリオ」や「魔界村」の雰囲気。
この可愛らしいドット絵キャラに「あの頃」を思い出してワクワクしちゃう人も多いはずです。

ただ、この「勇者の資格」レトロな懐かしさだけが魅力ではありません。
最近のスマホゲームからはあまり感じられなくなった
「操作テクニックでクリアする喜び」が、これでもかとつまった中毒性があるのです!
プレイしながら「くー!」と声が出てしまうスマホゲームはひさしぶりでしたよ。
何度も何度もやりたくなる王道アクションゲーム「勇者の資格」の魅力、是非ご覧くださいね。
勇者の資格はどんなゲーム

「勇者の資格」は2D横スクロールタイプのスマホ用アクションゲームとなります。
主人公の勇者が魔王にさわられたお姫様を救い出すという「スーパーマリオ」へのオマージュを感じる作りはニヤリとしちゃいますね。
操作は「左下にあるボタン」でプレイヤーを左右に動かしながら、右側の「ジャンプボタン」と「攻撃ボタン」で敵を倒していくという簡単操作。

色々なトラップを回避しながら進んでいくときのワクワク感は、まさにスーパーマリオ的な面白さです。
ポイント
Bボタン(ダッシュ)はありませんが、スマホのアクションゲームならこれぐらいシンプルなほうがストレスなく楽しめると思いますね。
予想を上回るトラップに衝撃を受けまくり

「勇者の資格」には色々な仕掛けやトラップが次から次へと登場します。
そのバリエーションの豊富さと斬新なアイデアに初回プレイ時は衝撃の連続でした。
■槍が突き刺さりまくりだったり

■ぐるぐる回るトゲトゲがあったり

■トゲトゲが上下に動いていたり

■やたらと重そうなのが落ちてきたりと

スマホのゲームでは珍しい「王道アクションゲームならではの仕掛け」が盛り沢山です。
どこかで見たようなのも多いですが、この豊富な仕掛けからは製作側の「ゲーム愛」をビンビンにに感じました。
タイミング勝負の回避アクションは、友達とファミコンをやりまくった子供の頃を思い出す懐かしさがあります。
コントローラーを持ちながら「おっと」と言いながら体を動かしてしまう、あの感覚を思い出しちゃいましたね。
ステージを進めるごとに鬼の難易度となります

ゲーム序盤は「この雰囲気、懐かしいな~」なんて思いながら楽しんでいられますが、ステージを進めていくと懐かしいなんて言ってられなくなりました。
あまりの難易度の高さに「くー!」と声が出まくりなのです。
敵キャラにあたるとプレイヤーが死ぬシステムではなく、体力ゲージが減ったらゲームオーバーとなるこのゲーム。
「もう少しでクリアだ」というところでやられると本気で悔しくなりますね。
難しいステージをなんとか進めて

この敵キャラを倒せば、このステージはクリアなのに

クリア目前でゲームオーバー

操作感は悪くないのですが、当たり判定が結構シビアですので、ちょっとした操作ミスが命取りになりますね。
子供の頃からゲームだけは自信があったので、クリアできないことに本気で悔しくなってきます。
でも、その後も


いいところまでは行くのですがゲームオーバーが続きます。
子供の頃だったら間違いなくコントローラーをぶん投げていますね。
ただ、これだけ難易度の高いゲームだからこそ
クリアしたときの喜びが半端ではないのです!!

この達成感をゲームで感じたのは数年ぶりというか、スマホのゲームでは初めてかもしれませんね。
最近のスマホゲームには他のプレイヤーと共闘したり、レベルをひたすら上げまくったりといった楽しさがありますが、
このゲームのように「自分の操作テクニックでクリアする喜びを感じられるゲームもいいな」と忘れていたゲーム本来の楽しさを思い出しました。
まとめ
今回は王道アクションゲーム「勇者の資格」のレビューを書いてみました。
最近のスマホゲームでは珍しいタイプのゲームですが、ファミコン世代の方でしたら間違いなく楽しめるゲームだと思います。
ただ、ファミコン時代のゲームを知らない若い世代の方でも、このゲームがもっている「ゲーム本来の楽しさ」にハマってしまう人も多いと思いますので、アクションゲームの操作テクニックに自信がある人は是非やってみてくださいね。
ちなみに僕はこのステージでずっとつまづいています(泣)

もし、初見プレイでクリアできる人がいるとしたら本当に尊敬しちゃいます。