こんにちは!ストラテジーゲームばっかりやっているコバヤスです(^o^)
今回の記事では「ストラテジーゲームとはなんぞや?」という人向けに
ストラテジーゲームの起源や進化について詳しく調べてみました。
今まで知らなかったこともありましたので興味深い内容もありましたし、あらためてストラテジーゲームの奥深さを感じましたね。
「ストラテジーゲームってどんなゲーム?」という人は読んでみてくださいね。
面白いストラテジーゲームをお探しでしたら【最新】ストラテジーゲームアプリおすすめTOP3!も読んでみてくださいね。
ストラテジーゲームとは
まずはストラテジーゲームとはどういったゲームなのかを書いていきますね。
すなわち「戦略」を練ることで目的を達成していくゲームとなります。
どのようにして敵を倒しに行くか。
どのようにして戦力を高めていくか。
資源を集めたり、兵士を訓練したり、ゲームによっては政治や経済の要素も絡んでくる奥深いゲーム性、戦略性が魅力のジャンルですね。
やり込み要素は全ゲームジャンルの中でも間違いなく高いです。
ただ、戦略性といっても解釈の幅は広いので、一概に「ストラテジーゲームはこういうゲームですよ」というのはありません。
ソロプレイで効果的に進めるための戦略もあれば、オンラインでのチームプレイによる戦略がもとめられたりとゲーム性は多種多様です。
ストラテジーゲームの中でもRTSやTBSなど細分化と広がりが進んでいますね。
戦略性よりも戦術に重きをおいたゲームバランスのタイプも多く、はっきりとした定義はありませんが、
プレイヤーの操作テクニックではなく、戦略次第で結果が変わる奥の深さが魅力のジャンルとは言いきれますす。
■戦略と戦術の違いを知りたい方はこちら
「戦略と戦術の違いをゲームでわかりやすく説明します」
ストラテジーゲームはいつからあるのか
つぎにストラテジーゲームというジャンルがいつからあるのか。
僕が初めてプレイした戦略系のゲームは中学のときに流行っていたPC版の『信長の野望』ですが、当日(80年代)の日本ではストラテジーゲームという言葉は聞いたことがありませんでした。
ゲーム雑誌などで海外の戦略系ゲームが紹介されていても、それらはすべて「シミュレーションゲーム」と呼ばれていた記憶があります。
wikipediaを見てみると
日本においてストラテジーゲームはシミュレーションゲーム (SLG) のサブジャンルの一つとみなされており、ウォー・シミュレーションゲームとほぼ同じ意味合いで用いられている。
一方、欧米ではストラテジーゲームとSLGは別のものとして扱われる傾向がある。
とのことでした。
たしかに日本では戦争系のシミュレーションゲームとストラテジーゲームの線引きは曖昧な印象があります。
同じゲームでもメディアによってジャンル分けは変わりますからね。
ちなみに欧米でストラテジーゲームが台頭したのは90年代。
PCゲームの『エイジオブエンパイア』『ウォークラフト』『コマンド&コンカー』がヒットした頃です。
これらのゲームは日本でも人気がありましたので、その頃から「ストラテジーゲーム」というジャンルが日本でも浸透してきたイメージがあります。
ストラテジーゲームの起源と進化
ではストラテジーゲームはどこから始まったのか。
戦略シミュレーションゲーム、ストラテジーゲームの起源を調べていくとボードゲームのウォーゲームに辿りつきます。
ボードゲームは子供の頃にやった『人生ゲーム』ぐらいしか知りませんので「ウォー・ボードゲームってどんなものだったの?」と調べていたら興味深い記事を見つけました。
世界で最初のウォー・ボードゲームとして知られている「タクティクス」に触れている内容です。
『タクティクス』が新しかった点は、「戦略」面に集中したことだ。
ウォーゲームの歴史は、ミニチュアとともに歩んだところがあるが、やはり持ち運びや繰り返しプレイするには不便きわまりなかったのも事実だ。
そこで彼らは、厚紙で作られたコマを使い、キャラクター性を捨て去ることで、ウォーゲームの持つ「戦略性」を洗練させた。
具体的には、六角形のマス「ヘックス」の採用、支配地域(ZOC)の概念【※】、敵味方の戦力比による戦闘結果表、地形効果……といったコンセプトを導入し、現代の戦略SLGの基礎を固めたのだ。
【SLG編・第1回】コーエー『信長の野望』は歴史の特異点なのか? まず人類がゲームで戦争をシミュレーションしてきた歴史を省みよう【ゲーム語りの基礎教養】
シミュレーションゲームの基本となる六角形のマス「ヘックスマップ」は、このボードゲームのウォーゲームから始まっていたのですね。
とくに興味深かったのがミニチュアの駒によるキャラクター性を捨てて戦略面に集中したことがウォーゲームの発展につながったということ。
そして日本では「織田信長」というキャラクター性を追加したことで人気が出たという説です。
たしかに「信長」というキャラクターがなければ、中学生があんな地味なゲームに興味をもつことはなかったでしょうからね。
さらにリアルタイムストラテジーになると、キーボードでの複雑な操作によるアクション性も追加されて進化をとげています。
素早い状況判断と複雑な操作がもとめられる作りはそれまでのシミュレーションゲームとは別物といえます。
そして、操作に限界があるスマホゲームでは、アクション性を捨ててキャラクター性の強化や複数プレイによる戦略性を高める方向にいくなど進化と変化が組み合わさってきています。
スマホ向けに簡易化されたことで新たな可能性が広かった部分もありますね。
このようにボードゲームから始まったウォーゲームがハードの進化にともない形を変え、そして現在のストラテジーゲームにつながっているのですね。
ストラテジーゲームの種類
ここからはハードの進化にともない形を変え進化を繰り返してきたストラテジーゲームに、現在はどんなジャンルがあるのかを代表的なゲームタイトル(スマホ版)と合わせて書いていきます。
リアルタイムストラテジー
プレイヤーと対戦相手がリアルタイムで行動するストラテジーゲームです。
スマホではPCのような複雑な操作はできませんが、箱庭ゲームとチームバトルの要素を組み合わせることでスマホゲームならではの独自の進化を続けているジャンルですね。
スマホゲーマーがストラテジーと呼んでいるのは、ほぼこのジャンルです。
PC向けのRTSが好きな人からするとスマホ版のRTSと呼ばれるゲームは「なんか違うんじゃない」という意見もあったりしますが、これはこれで異なる面白さがあります。
ちなみに建国ストラテジーと呼ばれるタイプもRTSに含まれますね。
ターン制ストラテジー
プレイヤーと対戦相手がターンごとに行動するストラテジーゲームです。
日本ではSRPG(シミュレーションロールプレイングゲーム)、タクティカルRPGに分類されることが多いジャンルですね。
戦術よりのゲームはTBT(ターン制タクティクス)と呼ばれたりもします。
マップ上でのバトルは戦略性よりも戦術よりのゲーム性になりますね。
4X
探検、拡張、開発、殲滅の4要素を備えたストラテジーゲーム。
「eXplore:探検」「eXpand:拡張」「eXploit:開発」「eXterminate:殲滅」の4つのXをとって4Xと紹介されたことが始まりといわれています。
じっくりと考えて進める奥深さとハマり要素がありすぎるジャンルですね。
『シヴィライゼーション』シリーズがあまりにも有名です。
タワーディフェンス
自分の領地に侵入してくる敵を倒すことが目的のストラテジーゲームです。
防衛ゲーム、TDとも呼ばれるライトなゲーム性が魅力のRTSです。
スマホゲームとは相性抜群のゲーム性が人気です。
砲台やユニットの配置で自陣を防衛するという意味では戦術よりのゲームといえますね。
まとめ
今回の記事では「ストラテジーゲームってどんなゲーム?」という人向けにストラテジーゲームの起源や進化、細分化されたジャンルを書いてみました。
冒頭でも書いたようにはっきりとした定義はありませんが
奥の深さとやり込み要素が最大の魅力といえるジャンルとなります。
それにアクション性の低いゲーム性は、操作に難があるスマホゲームとの相性も抜群だと思うんですよね。
スマホゲームは色々とやってきましたが、このジャンルだけは長続きします。
ただ、ゲームアプリ業界はヒットしたゲームの後を追うようなスタイルが目立ちますので、どうしても似たようなタイプが多くなりがちです。
新作が出ても「またこれか」となることも多いですからね。
でも、このまま進化が続けば「スマホゲームならではのストラテジーゲーム」というジャンルが確立して、もっともっと魅力的なゲームが出てくるはずです。
じっくりとやり込めるタイプのゲームをやりたい人は、このジャンルの中から探してみてくださいね。
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