【プレカトゥスの天秤レビュー】これから始める人に伝えたいこと

期待の超大作『プレカトゥスの天秤』が10月31日ついに配信開始されましたね!!

事前登録者数はなんと140万人!!

今年は夏から秋にかけて大作のリリースが続きましたが、10月最終日に待ちに待った真打ちの登場となります。

僕も9月に事前登録をしており「いつ配信されるのかな」とずっと楽しみにしていたこのゲーム。

事前登録の記事でも書きましたが、

ヴィジュアルデザインから伝わってくる大物ゲームの登場感が半端ないのです!!

制作はフジテレビ傘下のゲーム会社フジゲームス、クリエイター陣も声優陣も超豪華となっており、なんと女優の橋本環奈がCVとして参加していますよ。

単行本7冊分を超える壮大なシナリオによる朗読音楽劇まで実施された制作発表会の様子を見てもわかるように

お金かけてる感が半端ないです!!

・事前登録社数は140万人
・フジゲームス制作
・豪華クリエイターが集結
・声優陣も超豪華ラインナップ
・配信までのPR活動も豪華

ここまで盛り上がったら期待をするなというのが無理な話ですよね!!

というわけで、今回の記事では配信初日から期待度MAXでプレイをした『プレカトゥスの天秤』は実際のところ面白いのかどうなのかを

本音レビュー、本音の感想でお伝えさせていただきます!

※ちょっと辛口なところもありますが、これから『プレカトゥスの天秤』をやろうかなという方にとって少しでも参考になればと思います!

 


プレカトゥスの天秤-本格ストーリーRPG
FUJI GAMES, INC.無料posted withアプリーチ

プレカトゥスの天秤、配信初日は緊急メンテナンスからのスタート

配信初日の10月31日は7時から配信開始ということでしたので、仕事に向かう前にインストールだけ済ましておきました。

ちょっとだけやろうかなと思いましたが「中途半端にやるのはもったいないよな」とも思い、帰宅してから目一杯楽しむことにしました。

本当に楽しみにしていたゲームですので、細かいところまで思う存分楽しみたいですからね。

 

で、帰宅してやろうとしたら・・・

 

緊急メンテナンスの告知です。。

正直、悲しかったです(泣)

でも、このお預け状態があったおかげでさらに期待感が高まったことも事実です。

そして、次の日にやっと『プレカトゥスの天秤』をプレイすることが出来ました!

予想通り、ビジュアルと音楽は最高です

配信初日の翌日、気を取り直して『プレカトゥスの天秤』の初プレイです。

まずはオープニングタイトルのビジュアルと音楽でやられました

物悲しく絶望感のあるピアノの主旋律。

悲壮感の中に一筋の希望が見えそうなメロディーになりそうなところで、心の葛藤から絶望に変わるような印象的なメインテーマ曲。

そして、重厚でシリアスな世界観を感じさせるタイトル画面のデザイン。

完璧です。もうオープニングのつかみはバッチリです!!

この「期待をしていたゲームを初プレイしたときのワクワク感」はいつでも最高ですよね。

神視点の観測者として進めていく流れのゲーム

そこから「歴史の記録庫」の管理者ニエンテという巨乳の謎の美女によりゲームの説明が始まります。

気になったのが、プレイヤーは「観測者」と呼ばれ、それぞれの国の人々の正義と罪を見届けるという設定。

いわゆる、「神視点」で進めていくゲームになるようです。

『プレカトゥスの天秤』のシナリオは「7つの国と7人の主人公のそれぞれの国側から見たドラマ」というのは事前に仕入れていましたので、

その正義と罪に揺れ動く人々を観測するというゲームらしからぬ奥の深さ・・・

この時点で「このゲームは面白い」という期待値はさらに高まっていきました。

ポイントこの説明の後に10連ガチャがありますのでリセマラは簡単にできそうです。

重厚でシリアスな世界観を感じるストーリー

実際にストーリーを進めてみました。

残念ながらストーリーの中ではボイスはありませんでしたが、

キャラクターのデザイン、バックで流れる音楽は控えめにいっても最高レベルです

昔の戦争映画で流れるような帝国主義感が伝わるBGMは個人的にはかなり好きです。

1つの歴史を7つの国の視点で描かれる「マルチアングル・シナリオ」が売りになりますが、まずはメインとなるひとつの国(ヴェルム帝国)でストーリーを進めていき、メインストーリーのクリア状況で他の国のストーリーが後から解放されていく流れとなるようです。

このシリアスな雰囲気のストーリーを7つの視点でどう描かれていくのか、考えただけでワクワクしちゃいますね。

ポイントユーザーレビューでもキャラデザインと音楽は絶賛されていました。

限りなくシンプルで単調なバトルシステム

いよいよバトルシーンです。

事前に調べていた情報では「高戦略性バトルシステム」という何やら期待が持てそうなシステムが用意されていたこのゲーム。

陣形が勝負のカギとなるらしいので、キャラの配置と陣形を練る楽しさがあるのかなと予想をしていました。

 

で、実際にバトルをやってみた感想としては・・・

戦略性をまったく感じない超シンプルなターン制のバトルシステムでした。

完全オートでも問題ないシンプルバトル

戦闘前に陣形、キャラの配置を選ぶことは出来ますが、序盤に関しては何も考えずにオートでまったく問題ありません。

あまりにもシンプルなバトルに衝撃を受けましたが「まぁ、序盤はこんなもんだよな」「途中からはやりがいが出てきて面白くなりそうだな」と軽く考えていました。

でも、ストーリーを進めてもバトルの単調さは変わりません

ターン制で順番に攻撃していき、やりがいや爽快感もなく、なんとなく勝利することがひたすら続いていくのです。

嘘だろ、こんなレベルのバトルがずっと続くの?」と愕然としたことをはっきりと覚えています。

ポイント

公式サイトによると「普段、RPGを遊ばない”物語を読むのが好きなユーザー層”にも気楽に遊んでほしい」というコンセプトがあるようです。

ある程度進めてみて色々な問題点が出てきました

とりあえず、バトルはオート&倍速にしてストーリーだけを楽しむことに徹してみました。

バトルはいったん忘れて、シナリオは面白そうだからどんどん進めてみよう」と第一章から第二章まで進めてみて感じたことは

 

これストーリーもやばいかも。。

 

シナリオの展開は面白くなりそうだったのですが、同じような展開が何度も続くのでテンポの悪さがだんだんと目立ちはじめました。

とりあえず、序盤で何度も続く


指揮官「頑張るぞー!」


モブ兵士達「おーーーーっ!!」


主役「ボク、帰っていい?」

この展開は1回、もしくは2回で十分です。

「単行本7冊分のシナリオというのは、この無駄なやりとりが多いからでは」とツッコミたくもなりました。

その他に気になったところ一覧

■主要キャラ以外の兵士は敵も味方も同じデザインのモブキャラなので気持ちが盛り上がらない。

■ストーリーの本筋とは関係のない「バトルのための小話」はいらないと思う。

■ストーリーに絡むキャラを保持していない場合、敵国のキャラを使うことになるのでストーリーとバトルが完全に浮いてしまい、気持ちがまったく盛り上がらない。

他にも沢山ありますが、書き出すときりがありませんのでやめておきます。

ユーザーレビューも散々な内容です

ユーザーレビュー

キャラは良いです
★★★☆☆ 2018/11/8
ストーリーとキャラは好きです。戦闘シーンは単調すぎてつまらない


バトルがクソ
★★☆☆☆☆ 2018/11/8
キャラ、音楽は良い。それだけのゲーム。


キャラとBGMは素敵
★★★☆☆ 2018/08/4
キャラとBGMはとても素敵ですがバトルは殴り合うだけでつまらない

まとめ

『プレカトゥスの天秤』の本音レビュー、本音の感想を書いてみました。

事前の期待が大きすぎたのかもしれませんが、この結果には本当にがっくりでした。

ビジュアルやBGMは最高ですし、7つの国のマルチアングルというアイデアも良いので、

本当にもったいない!もっと面白くできたんじゃないのか。

というのが素直な感想です。

レビューを書くのを諦めた後にプレイをしてみたら面白くなってきました

僕がレビュー記事を書くときのスタンスとして「面白さが見つからないゲームを叩くだけの記事は書かない」があります。

ですので、今回の『プレカトゥスの天秤』はレビュー記事を書くことを諦めました。

さすがにこの内容で「面白いです!」とは書けませんし、ただ叩くだけの記事は書きたくないですからね。

というわけで、レビューは気にせずにシナリオの展開だけを確認するためにプレイをしてみることにしました。

もう期待感を持っていないので気楽にプレイできます。

そしたら・・・

 

第3章から一気に面白くなってきたのです!!

それまではストーリーの盛り上がりもなく、なんとなくバトルをするためだけに取ってつけたような展開ばかりだったのですが、

第3章からはドラマ性や伏線や陰謀めいたことが散りばめられて急速に面白くなってくるのです。

第3章以降は早く先の展開が知りたくてちょっとした隙間時間でもプレイしたくなります

「なんで急に面白くなるの?」というか「今までのストーリーはほとんどいらなくない?」という気持ちになりました。

ストーリーの面白さは第4章以降もずっと維持します。

いや、章を進めるごとにどんどん面白くなってきます(本当)

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、現在公開されている第7章まで急展開の面白さが続くのです。

現時点ではメインのヴェルム帝国を第7章までと他の国を少しだけしか進めていませんが、このシナリオの面白さが7つあって、さらにストーリーが続くこと考えると

このゲームの評価は一気に変わります。

バトルは相変わらず面白くないですが、もうバトルはどうでもいいです。

個人的な希望としては5倍速かスキップ機能をつけてくれたら文句は言いません。

シナリオの面白さに気付いた後に感じたこと

最初の展開からはこの面白さは予想できませんでした。

そう考えると・・・

序盤のストーリー展開は大失敗だと思うのです。

ユーザーレビューや掲示板を見ると、ゲーム序盤で「面白くない」と判断している人が多いようですので、かなりもったいないことをしていると思いましたね。

第1章と第2章は半分、いや4分の1ぐらいのボリュームにして、ストーリーの盛り上がりを前に持ってくる作りにするべきです。

まぁ、急には難しいとは思いますが、このストーリーの作りは本当にもったいないですね。

本当のまとめ

ユーザーレビューや掲示板でも散々叩かれまくっている『プレカトゥスの天秤』

あまりにも事前の盛り上がりが大きすぎたので、その反動もあるのかもしれませんが、まぁ、叩かれるのも仕方ないバトルシステムではあるかなと思います。

でも、シナリオは第3章以降からは面白くなってくるのは間違いありません。

 

これだけ叩かれているゲームをこれから始める人がどれだけいるのかはわかりませんが、その人達に僕からどうしても伝えたいことがあります。

 

とりあえず序盤は耐える時間です。

第3章まで頑張れば一気に面白くなりますので頑張ってください

 

 

最後に『プレカトゥス』という言葉は「祈った」という意味のようですので、

『プレカトゥスの天秤』がもっと面白くなるようにお祈りいたします。

 


プレカトゥスの天秤-本格ストーリーRPG
FUJI GAMES, INC.無料posted withアプリーチ

面白いシナリオのゲームを楽しみたい方は是非やってみてくださいね♪

会社 Fuji Games,Inc
サイズ
カテゴリー 本格マルチアングルRPG
OS iOS9.0以降/Android OS5.0以降
配信日 2018年10月31日
価格 無料(一部アイテム課金あり)

 

 

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