今から7年ぐらい前、
元ヤン(若いときに不良だった人の呼称)だったという部下から仕事中に相談を受けました。
「ちょっと集会があるんでいいっすか」
何を言っているのかまったくわからなかった僕は、どういうことなのか彼に説明を求めました。
元ヤンの彼の説明を聞いてわかったことは「単車の虎という面白いゲームアプリがあること」「そのゲームのイベントで集会があり、どうしても(ゲームをやりに)行かなくてはいけないということ」でした。
事情はわかったけど仕事中にゲームをするのはいかがなものかみたいな感じで話をすると「いや、仲間が待ってるんでマジで行かないとヤバいんすよ!」と結構なテンションで迫ってくる部下。
元々ゆるい職場ですし、これ以上この話をするのは時間の無駄だと判断した僕は「5分だけならいいよ」と集会に向かう許可を出しました。
「じゃあ、ちょっとやってきます!」と携帯片手に嬉しそうな笑顔で飛び出していく部下。
「何をそんなに夢中になっているのかな」と単車の虎というゲームを調べてみると「いわゆる暴走族を題材にしたゲーム」「単車の改造をしてアバターを自由に強化できるゲーム」「集会でチーム同士の抗争があるゲーム」ということがわかりました。
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後々に聞いてみると、社内には他にも単車の虎にハマりまくっている社員が何人かいるらしく、改造しまくった単車のデザインを皆で見せあっては「それスゲーな!」「超かっこいい!」と盛り上がっているようでした。
「ダメだ。この会社はバカばっかりだ・・・」
ただ、いい大人をこんなにも夢中にさせる「単車の虎」というゲームの構造に興味をもった僕は、帰りの電車の中で単車の虎をダウンロードして、そこに隠された「熱狂を巻き起こす仕組み」を調べることにしました。
集客で悩んでいた事業のヒントになるようなことがあるかもしれないとの期待も少しだけありましたね。
そして次の日からは
「ちょっと見てよ!このフロントカウル!超シブくね!」
と僕も単車の虎軍団の一味に加わり、集会があるときには真っ先にかけつけるようになったのです。
前置きが無駄に長くなりすぎましたが・・・
単車の虎にみんなでハマったあのときの興奮、楽しさを彷彿とさせるゲームを見つけましたのでご紹介いたします!
「覇道 任侠伝 不良達のガチンコ喧嘩バトル」
ゲームタイトルからして直球ど真ん中です。
僕と同じように「単車の虎」にハマった経験がある方でしたら、懐かしくなってしまうこと間違いなしの熱いゲームですよ!
この記事の目次
覇道 任侠伝はどんなゲーム
まぁ、ひとことでいうと漢(おとこ)のゲームです。
ヤクザ、殺し屋、ホスト、ギャング、キャバ嬢といった歌舞伎町にいそうなキャラクター達を仲間にして組織を作り、
街の不良どもとのバトル(抗争)を繰り返して任侠道の世界での頂点を目指すというRPGタイプのゲームとなります。
ドラマチックな展開があるわけではなく、ひたすら武力で相手をねじ伏せていくだけのシンプルで豪快なストーリー。
こういったジャンルは好き嫌いがはっきりと分かれると思いますが、ヤクザ映画とかVシネマとかビー・バップ・ハイスクールとか特攻の拓が好きだった人でしたら違和感なくこの世界を楽しめるはずです。
とりあえず、バトルをする度に無駄にテンションが上がることは間違いありません。
11連ガチャで仲間を集めます
まずは仲間をガチャで集めて最大5人のパーティー編成を組みます。
チュートリアル終了後、侠客と呼ばれる仲間を獲得できる11連の無料ガチャがありましたので早速回してみることにしました。
このタイトル画面に並んでいるような「いかつくて格好いいキャラクター」をゲットできるのか期待を込めて回しました!
11連ガチャでキワモノキャラクターが続々と登場しました
いきなり一回目のガチャから「星5つの超激レア」が登場しました!!
でも・・・女子高生?
任侠モノ、ヤンキー系ゲームには似つかわしくない女子高生キャラに少し戸惑いながらガチャを進めていくと
これは一体・・・
3枚目はまぁ理解できますが、ほかのキャラクターは任侠系としては存在価値が謎です。
さらにガチャを引いていくと
コンセプトがまったくわかりません。
どこまでが本気(マジ)でどこからがネタなのか境界線がまったく見えてこないのです。
あと、ずっと気になっていましたが絵のセンスが少し古い気もします。
でも、次のキャラクターあたりからは、この「トンデモ感」が楽しくなってきました。
さらに人間の枠さえも飛び越えていきます。
ただの虎ですね。
運営の方々がどんな思いをもって虎を出すことにGOサインを出したのかはわかりませんが、この「突き抜け感」はなかなか見所があります。
このキャラも普通に見たら意味不明なのですが、虎の後に見ると平凡なキャラクターに見えるから不思議です。
でも、ご安心ください。
こういう格好いいキャラも出てきますので、必要なのは運だけのようです。
装備を強化してバトルを繰り返します
仲間が集まったら装備を揃えてバトルに向かう準備をします。
でも、ファンタジーRPGではありませんので剣とか弓矢とか魔法の杖は出てきません。
ですので、このような武器となります。
剣とか魔法の杖よりも身近な存在の武器となりますので、なんというか物騒感が半端ないです。
そして、武器を持った姿はこのようになります。
主人公が剣を持つ姿はRPGでは定番のスタイルですが、髪型と服装が違うだけでこんなにも生々しくなるんだなと少し感心しました。
任侠街に繰り出して殴り込み(バトル)を繰り返します
バトルはターン性のコマンドを選択していくシンプルでオーソドックスなスタイルとなります。
「攻撃」「技」「アイテム」を選べますが、最初はオートでもまったく問題ありません。
あとはひたすら殴り込みを繰り返してレベルアップを目指していきます。
完全に放置しても問題なく進行していきますので「ながらプレイヤー派」にはもってこいのゲームですね。
アプリストアのレビューでも
「スキマの時間見つけて育成強化もドンドン進められるのが良いですね」とか
「バトルのテンポスピードがめちゃくちゃにいい」とか
「いろいろ詰め込みすぎてゴチャゴチャしてるゲームよりも、こういうシンプルなゲームの方が遊びやすい」など、このシンプルなシステムが高評価のようですね
ゲーム内の仲間と力を合わせて戦う組織抗争
単車の虎もそうでしたが、このゲームの一番の盛り上がりポイントと言えるのがゲームで知り合った仲間達と一緒に戦う組織抗争です!!
殴り込みを繰り返すストーリーモードはこの組織抗争のためにレベルを上げていくためと言っても過言ではありません。
豊富なパーツで自分好みのアバターを作れます!さらに車もいじれます!
髪型はもちろん、目元、口元とパーツが豊富に揃っているので自分好みに細かく設定したアバターが作れますよ。
こういうジャンルはアバターへのこだわりが重要なポイントですからね。
組み合わせは100万通り以上もある(らしい)ので、他のプレイヤーとかぶる心配も無さそうです!
さらに車もいじれる機能がありますので車好きにはたまりませんね。
まとめ
最初にも書きましたが、このゲームは「好き嫌いがはっきりと分かれる」と思います。
でも、ゲームシステム自体はシンプルでわかりやすく誰でもすぐに楽しめる作りとなります。
また、スタミナ制ではありませんので、好きなときに好きなだけできる「お手軽感」も魅力ですね。
万人受けはしなそうですし、誰にでもオススメのゲームだとは思いませんが
単車の虎が好きだった人でしたら100%ハマれますよ!!