今回は7月に配信された『ゲーム・オブ・スローンズ冬来る』のレビューを書いていきます!
大好きな海外ドラマのストラテジーゲーム化ということで、ずっと心待ちにしていたこのゲーム。
個人的にはかなり好みの作りですので、配信初日から毎日やりまくっているのですが、
アプリストアの点数はなんと1.9!!(9月3日現在)
事前登録まではかなり盛り上がっていたのに、いざふたを開けてみたらユーザーの評価は悲しいことになっているようです。
こんな点数はなかなか無いですよね( ノД`)シクシク…
まぁ、人気ドラマのタイトルということで期待値が上がっているのかもですし、普段ストラテジー系をやらない人達も集まるので仕方がないとは思いますが、それにしても低すぎだと思うんですよね。
というわけで、今回の記事では
『ゲーム・オブ・スローンズ冬来る』は、なぜにこんな低評価なのかを中心に詳しくレビューをしていきます!
「ドラマは好きなので気になっているけど、実際はどうなの?」という人は是非とも読んでくださいね。
結論を先にいうと
低評価になるのは仕方がないですが、ガチの戦争ゲーム好きなら結構楽しめるゲームです。
面白いストラテジーゲームをお探しでしたら【最新】ストラテジーゲームアプリおすすめTOP3!も読んでみてくださいね。
この記事の目次
ゲーム・オブ・スローンズ冬来るはどんなゲーム?
まずは『ゲーム・オブ・スローンズ冬来る』がどんなゲームなのかをざっくりと書いていきますね。
ゲームの作りは王道のストラテジーゲームです。
ストラテジー系はだいたい同じような作りになることが多いのですが、その中でもこてこての王道の作りになっていますね。
ひとことで言うとゲームシステムは『キング・オブ・アバロン』とかとほぼ同じ。
ストラテジー好きなら馴染みやすいし、そうでない人だと「またこれか」となるタイプです。
最近のストラテジーゲームは「アイテムを獲得するためのサブゲーム」的なコンテンツを盛り込む傾向がありますが、そういったものも(今のところは)ありません。
やることはいたってシンプル。
資源の採集&施設のレベル上げ&敵への攻撃を繰り返す、昔ながらの骨太なストラテジーゲームという感じですね。
余計なコンテンツがないほうが個人的には好みです。
ちなみにビジュアルはかなり良い出来映えなので、華麗なグラフィックで描かれるドラマのキャラクターや城はドラマファンでしたら「おおっ!」となるかと思いますよ。
ゲーム開始時に流れるこちらの動画を観たときはテンションが爆上がりしちゃいました!
※ただ、ぶっちゃけて言うとこのような動画は最初しかありません( ゚Д゚)
王道ストラテジーですが少しだけ新しい試みもあります
王道のストラテジーと書きましたが、基本のシステム面では新しい試みがいくつか感じられました。
まずは兵種について。
『ゲーム・オブ・スローンズ冬来る』には、おなじみの攻城兵器がなく「歩兵、槍兵、騎兵、弓兵」の4種類となっています。
3すくみの関係に弓兵がプラスされることで、特化部隊を作ったり、指揮官のバフを絡めての編成の組み合わせを考えたりと戦闘時の奥深さはなかなかです。
配信開始から2ヶ月以上経ちましたが、ガチプレイヤーの方達が今でも研究しているぐらい兵種の編成はやりがいがあります。
編成の組み合わせを研究するのが好きな人でしたらやり込めると思います。
あと「封臣」というちょっと画期的なシステムがゲームをより熱くしています。
ストラテジーゲームでは、外交をして他のギルドと同盟を結ぶことは普通にありますよね。
でも、この「封臣」というシステムは、外交で同盟を結ぶのではなく、城を襲撃して力ずくで他の家族を支配下にすることができるのです。
封臣の相関図は全プレイヤーから見られますので「あー、あの家族はあそこの封臣にされたんだ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!」みたいに思われちゃったりもします。
ですので、敵対していた家族に負けて封臣にされると「くそー!!」となります。
「いつかこの借りを倍返ししてやる」とモチベーションは爆上がりです。
それぞれの家族による抗争、力があるものが支配する作りは、ドラマの世界観とシンクロすることで他のゲームよりも濃い争いとなりますよ。
まさに『ゲーム・オブ・スローンズ(王座を巡る争奪戦)』という感じです!(ちょっと決めてみました)
ゲーム・オブ・スローンズ冬来るが低評価の理由
ここまでの内容だと普通に面白そうな印象があるかもですが、冒頭に書いたようにアプリストアでの評価はありえないぐらい低いです。
アプリストアのレビューを見ていると
・重課金プレイヤーに襲われるだけのゲーム
・課金している人としていない人の力の差が歴然。
といった感想が多く、要は「かなり課金しないと上位プレイヤーにやられるだけ」という意見が目立ちます。
まぁ、たしかにその通りのゲームなんですけど、スマホのストラテジーは基本そういうものですよね。
では、どうしてこれほど低い評価が多いのかというと、まずひとつめの理由は
普段ストラテジー系をやらないドラマファンの人達が多いこと。
ストラテジー系が好きじゃないドラマファンからすると「これじゃない感」があるようですね。
でも、これは好みの問題なので仕方ないです。
もし、このゲームがコマンドをタップするだけの量産型スマホRPGだったら「またこれか」と僕も思いますからね。
でも、レビューを見ているとストラテジーゲーム経験者らしき人達からの評価も低くなっているのはどうしてなのか?
それは、このゲームが他のストラテジー系よりもバチバチの戦争ゲーム仕様だからだと思われます。
低評価が多いのも納得のバチバチの戦争ゲーム仕様
『ゲーム・オブ・スローンズ冬来る』の攻撃方法はスマホのストラテジーによくあるワープをして兵士を送り込むタイプ。
シールドを張っていない城は狙われますので、24時間つねにシールドは張り続ける必要があります。
寝落ちしてる間にシールドがはがれてしまうと悲しいことになります。。
また、タイルキル(他のプレイヤーが採集している資源地を襲撃すること)もやりたい放題。
ストラテジーゲームによっては「キルイベント以外ではタイルキルは禁止」とか「他のプレイヤーの城を攻撃することは基本禁止」といった暗黙のルールがあることも多く、間違えて攻撃しちゃったりしたら謝罪を求められたりするのもありますが、
ゲーム・オブ・スローンズにはそういう「ぬるさ」は(今のところ)ありません。
ゲーム序盤からワープアイテムを大量に配布されますので、他のプレイヤーを攻撃しまくり。
家族メンバーと一部の仲良くしている家族以外はすべて攻撃対象。
やられたらやり返すし、やられてなくてもやりまくるドラマさながらのエグい展開にもなります。
それに「他のプレイヤーを攻撃したらポイントを獲得できるイベント」が毎日数回ありますので、ちょっとでもスキを作ると速攻で襲撃されてしまいます。
ですので「ゲーム・オブ・スローンズのスマホゲームが出たんだ♪」なんて軽いノリで始めた人達は、ゲームの内容を理解する前に襲撃されまくってしまうと思いますので、こんな点数になるのも理解できます。
初めてやるストラテジーゲームがこれだったら多分すぐにやめてます。
ゲーム・オブ・スローンズの魅力
でも、この緊張感、ヒリヒリ感がたまらないのです!!
ある程度やっていると敵対する家族がいくつか出てきます。
その敵対する家族を襲撃するときの緊張感がちょっと癖になるんですよ。
たとえば、攻撃を仕掛けるときはシールドが外れてしまうので文字通り無防備になるわけですが、
・攻撃する相手を探して
・偵察を送って
・ダッシュで攻撃を仕掛けたときに
・別の敵からカウンターで襲われそうになったときのハラハラドキドキ感。
このやるかやられるかの緊張感がたまらんのです!
手に汗を握りすぎて、汗で画面が滑り誤操作してしまうぐらいドキドキ&ハラハラしちゃいます。
これが毎日何度もあるわけですからね。
対個人プレイヤーでこの盛り上がりですので、大掛かりな戦争、攻城戦はマジで激熱です。
アプリストアのレビューには「ゲーム・オブ・スローンズらしさがない」「ストーリー性がない」とも書いてありましたが、この家族間によるバチバチの争いこそがゲーム・オブ・スローンズらしさだと僕は思うのです。
どんな展開(ストーリー)になるかはプレイヤー次第というゲームを超えたドラマ性がストラテジーゲームの魅力ですからね。
研究、レベルアップ戦略が奥深い
あと、サブゲームは無いと書きましたが、やれることはかなり多いです。
たとえば研究の施設だけでも3つあります。
それぞれの研究は平均的に上げるのではなく単独でレベルを上げることができますので、戦略を考える深みと幅があります。
バランスよく進めるのか、資源・建設系から進めていくか、それとも兵法をがんがん進めていくか、もしくは防御系を進めて鉄壁の要塞を目指すか。
この研究だけでも奥が深いのでやりがいがあると思いますよ。
ただ、やることが多いので
資源が圧倒的に足りなくなります。
僕は微課金で進めていますが、半端な課金では全然足りません。
必要な資源量を確認する度に「無理ー!」となるぐらい足りません。
ですので、バチバチの争いをしながらも、こつこつと資源を集めて、資源の分配を間違えないようにと本気でやるとなかなか大変なゲームではあります。
まとめ
というわけで今回は『ゲーム・オブ・スローンズ冬来る』のレビューを本音で書いてみました。
ちなみにバチバチの戦争ゲームと書きましたが、防衛をしっかりすれば襲撃されたときの損害は減らせますので防衛のやりがいもあります。
ストラテジー初心者の人だと慣れるまでは大変かもですが、その難しさも楽しさのひとつです。
残念ながらアプリストアの評価は低めですが「ストラテジー系が苦手ではないドラマファン」でしたら、きっと楽しめるはず。
現時点ではサーバー間による戦い(KvK)の情報はありませんが、色々とアップデートで追加されていますのでまだまだ伸びしろがあるゲームだと思います♪
「ガチの戦争ゲームをやってみたい」という人はやってみてくださいね!
他にもストラテジーゲームの記事を沢山書いています(*^^*)
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