【辛口評価】「ウォーエターナル(WAR ETERNAL)」を本音でレビューします!

今回は4月22日に配信開始されたばかりのストラテジーゲーム「WAR ETARNEL(ウォーエターナル)」のレビューを書いていきます。

「ライズオブキングス」などを手掛けているONEMT LIMITEDから配信されたこのゲーム。

アンドロイド版だけが先行配信(iPhone版は6月6日に配信開始)ということもあるので仕方がないとは思うのですが・・・

日本ではまったく盛り上がっている雰囲気が感じられません

ちなみに僕がアプリストアで見かけたときは英文のレビューがひとつだけ。

広告なども見かけませんので「日本ではそんなに売り込むつもりはないのかな」と思ってしまうぐらい話題になっていないようですね。

ですので、まったく期待をすることもなく「こういうB級ストラテジーみたいなのもたまにはいいかな」と軽い気持ちでプレイしてみただけだったのですが・・・

かなりハマってしまっております。

もう暇さえあればログインしたくなる中毒性がこのゲームにはあるんですよね。

アプリストアでは「日本人増えて欲しい」というレビューが少しだけ増えてきておりましたが、僕もまったく同じ気持ちです。

というわけで

いまいち盛り上がりに欠ける新作ストラテジーゲーム「WAR ETERNAL(ウォーエターナル)」の面白さと魅力を伝えて、もっと日本人プレイヤーが増えることを願い本音の徹底レビューを書いていきます!

 

こんな人にオススメです

■ 「ウォーエターナルってやる価値あるの?」という人
■ やり込み要素の高いストラテジーゲームを探している人
■ ヨーロッパ史や中世の雰囲気がたまらなく好きな人
■ ストラテジーゲームは雰囲気も重要だという人

 

War Eternal

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WAR ETERNAL(ウォーエターナル)はどんなゲーム?

まずは「ウォーエターナル(WAR ETERNAL)」がどんなゲームなのかを説明していきますね。

ゲームの作り自体はクラッシュ・オブ・キングス系の王道ストラテジーです。

領地画面で「建設」「資源の開拓」「兵士の訓練」などの内政をして、ワールドマップ画面では「戦闘」「資源の収集」を繰り返すという王道パターンですね。

ただ、ちょっとだけ斬新だなと感じたのが、他のストラテジー系のように更地から建設していく流れになるのではなく、破壊された領地を再建していく始まりとなること。

まぁ、やることは一緒ですので特筆するほどでもないのですが「この手があったか」とちょっとだけ感心していまいました。

また、ストーリーというかゲームの背景を語るような説明が序盤にありましたが、まったく頭に残らない内容でしたのでここでは省略します。

ひとことメモ

ゲーム序盤は「なんともありがちというかB級っぽさがあるな」という印象でした。
この時点では「ちょっとだけ試してアンインストール確定だな」と思っていましたね。

三大文明を選べる

ゲーム開始時はまったく期待がもてない雰囲気でしたが、ある程度進めてみて「おっ!これは」となったアツアツポイントをここからは書いていきます。

まずひとつめの魅力が三大文明から好きな文明を選べることです。

現時点で選べる文明は3つ。

■中世ヨーロッパの雰囲気が格好いい「中世王国

■古代ローマ時代のロマンがたまらない「エーゲ海帝国

■イスラム文明の雰囲気が堪能できる「肥沃な三日月地帯王国

この3つの文明から好きな文明を選ぶことで「領地のヴィジュアルデザイン」「兵士のデザイン」「BGM」などがそれぞれの特徴をふまえた作りに変更されるのです

僕は古代~中世ヨーロッパ系の雰囲気が大好きなので、まずはこのヴィジュアルデザインから伝わってくる「荘厳な雰囲気」にやられてしまいましたね。

中世王国
エーゲ海帝国
肥沃な三日月地帯王国

文明を選ぶことで内政のバランスが変わる奥の深さがあります

このヴィジュアルデザインだけでも個人的には大きな魅力なのですが、文明を選ぶことによる変化はデザインだけではありません。

下記のようにそれぞれの文明によって内政、資源収集の特徴が分かれているのです。

「中世王国の特徴」
成金術(隕鉄生産量+60%)
隠れ道(兵士隠蔽と病院の上限+30%)
射撃術(弓兵訓練速度+36%)

「エーゲ海帝国の特徴」
深み掘り(隕鉄とシルバー生産量+30%)
水道粉砕機(穀物収集速度+24%)
兵士陣形体系(歩兵訓練速度+36%)

「肥沃な三日月地帯王国の特徴」
地質学分析(シルバー生産量+60%)
馬車デザイン(資源収集速度+12%)
クズルバシュ砲車(戦車訓練速度+36%)

どの文明が強い、有利」ということはなさそうですが、それぞれの特徴をふまえた上での戦略を考えることで、ゲームの奥深さが生まれるなと感じました。

ちなみに文明を変更するには「4998ゴールド(日本円にして4,998円相当)」が必要となりますので、そうそう変更は出来ませんね。(お金持ちの人は別)

ひとことコメント

まだ公開されていませんが、4つめの文明が用意されていました。
アジア系がくるのかどこなのかはわかりませんが、ちょっとだけ楽しみです。

90人の歴史上の人物、ギリシャ神話の登場人物が英雄として登場します

次も「ウォーエターナル」の大きな魅力です。

いわゆる英雄キャラとして「歴史上の人物、ギリシャ神話の登場人物」が90人も登場するのです。

「ベルセウス」「アーサー王」「ハンニバル」「リチャード一世」といった誰もが知っていそうな有名な人物から、なんとなく聞いたことがあるような人物まで古代~中世に活躍した偉人達が英雄キャラクターとして沢山登場してきます。

これが僕のような中世ヨーロッパ好きには本当にたまらんのです。

いわゆる「萌え絵」ではなく、リアリティのある本格的なデザインも格好良すぎですよ(本当に)

イタリア語、スペイン語、ギリシャ語の響きが格好良すぎです

さらにですね。この英雄達にはそれぞれ台詞が用意されているのですが、

日本語は一切しゃべりません。

英雄達の母国語である英語、イタリア語、スペイン語、ギリシャ語(たぶん)、アラビア語(おそらく)で名言的なことを語りだすのですが、これが実にイイのです!

ゲームの面白さとは直結しないことについて熱く語るのもどうかとも思いましたが、

何を言っているのかさっぱりわからないスペイン語やギリシャ語、アラビア語(おそらく)の響きがどういうわけか癖になるのです。

この魅力的な言語の台詞を聞きたいがために意味もなく英雄紹介画面に入り浸るぐらい格好良いですよ。

今後、「ウォーエターナル」が日本でも盛り上がったとしても(そんなことがあるかは不明)、日本人声優を売りにすることなく、このままの硬派は作りを維持してもらいたいなと本気で思いますね。

ポイント

ゲーム内の英雄一覧ページには61人の英雄が紹介されていましたが、公式ページには総勢90人とありましたので、今後追加されるのだと思われます。

神々しさを感じる音楽が抜群に良い

またまたゲームの面白さとは直接関係のない話になってしまうのですが、どうしても書きたいことですのお付き合いください。

「ウォーエターナル」は音楽(BGM)が最高に良いのです。

よくある王道ストラテジーゲームの作りなのにこんなにもハマってしまった「きっかけ」となったのは、間違いなくゲーム中に流れる音楽もひとつの要因ですね。

たまにしか流れないからこそ何度も聴きたくなる魅力的なBGM

ストラテジーゲームのBGMは魅力的なものが多いのですが、「ウォーエターナル」のBGMはちょっと小技が効いているんですよね。

どういうことかというと、普通のゲームはプレイ中はエンドレスでひたすらメインBGMが流れますよね。

でも、「ウォーエターナル」の場合、普段はBGMは流れていません。

聞こえてくるのは鳥のさえずりや馬の鳴き声、建物を作る人々の生活音などが薄く聞こえるだけなのです。

そこに何の前触れもなく鳴り響く重低音

そして重なるように降りてくるソプラノボイスによる悲壮感のある旋律

この荘厳で重厚な神々しさを感じるBGMが何度も何度も聴きたくなる中毒性があるのです。

たった30秒弱の曲なのですが、この音楽設定はなかなか考え抜かれたアイデアだなと思いましたね。

この曲を聴くために、やれることがないのに領地画面でうだうだするぐらい中毒性がありますよ。

ポイント

文章では上手く伝わらないと思いますので、この絶妙なBGMだけでも試しに聴いてもらいたいです。

ゲームシステム、内政、外政

雰囲気的なことばかりを書いてしまいましたので、実際のゲーム内容、ストラテジーゲームならではの内政バランスを書いていきますね。

■建築隊列は1個からスタート

領地内で建築するための建築隊列は1個からスタート。

VIPレベル2で建築隊列は2個に増えるので、数百円の課金は問題ないという人はさくっと課金をすることをおすすめします。(無課金ではVIPレベルはそうそう上がりません

でも、建築隊列を2個に出来るアイテム(24時間有効)もあったりと無課金勢を無視しない作りにはなっていますのでご安心くださいね。

■外政スロットは1個からスタート

領地外での資源収集、戦闘に向かうための出征隊列(スロット)は1個からのスタートですが、軍事研究を進めることで早い段階で3個までは増やせられます。

4個にするには研究をする大学レベルを15まで上げる必要がありますので、それ相応の日数が必要となりますね。(VIPレベルを上げてもスロット数を増やせません

■兵士レベルは10段階

兵士レベルは他のストラテジーゲームと同じように10段階です。

兵士の種類は4種類。文明によって名称は異なりますが「歩兵」「騎兵」「弓兵」「攻城車」というお馴染みのパターンとなります。

ちなみに兵士のデザインはかなり格好良いですよ。

豊富なイベント、アイテムショップがあるので無課金、微課金でも余裕で遊べるバランスです

「ウォーエターナル」にはかなり豊富なイベントが用意されていますので、時短アイテムなどは獲得しやすい作りになっています。

さらにアイテムショップも「モール」「ロイヤル商店」「同盟ショップ」「マーケット」「功績ショップ」「ブラックマーケット」と色々な種類がありますので、課金をしなくてもアイテムを獲得するチャンスが大量にありますよ。

無課金、微課金勢にも優しいゲームバランスだなという印象がありますね。

でも、VIPレベルは課金をしないとほとんど上がりませんので、本気で上位を狙うのならVIPレベルを上げるための課金は必要になりますね。

バトルシステムは盛り上がれる作りです

「ウォーエターナル」のバトルはストラテジー系の中でも少し凝った作りになっています。

バトルまでの流れ、見た目は巷のストラテジーゲームと同じように「敵を選んで領地から進撃するシステム」なのですが、

そのバトルには3段階のバトルステージが用意されているのです!

①まずは敵を選んで領地から出撃します。

②敵地についたバトルがスタートします。


ここまでは普通のストラテジーゲームと同じですよね。

③双眼鏡をタップすると敵地内でのバトルステージに移動します


このステージでは隊列の攻防を俯瞰気味に確認できるようになります。

④剣マークをタップするとバトルの詳細ステージに移動します


隊列VS隊列の局地でのバトルシーンとなります。

すべてオートでのバトルですが「戦闘力×数で勝負」が決まる攻防は展開次第ではかなり盛り上がりますよ。

同盟での共闘バトルは激アツです。

さらに「隊列の立ち位置」で攻撃順番が変わるのですが、立ち位置はバフ効果にも影響したりと奥の深いバトルが楽します。

ポイント

レベル次第で勝敗が決まるのは戦争ゲームですので仕方がありませんが、立ち居地を変えるだけで勝てなかった相手に勝てたりもしますので、やり込み度は高くなりますね。

ユーザーレビュー

現時点では数件のレビューしか書き込まれていませんでしたが、なかなかの高評価ぶりですよ。

ユーザーレビュー

正直言って、低評価のわりに面白い
★★★★★ 2019/4/3
正直言って、低評価わりに面白いです。今まで似たようなローモバやってきました。お金だしたら強くなるのは一緒なのですが、別のローモバのように強さのインフレがなぜかこのゲームは起きにくいです。さらにパック課金の設定が良心過ぎる。ちゃんと無課金や微課金にも配慮されています。無課金さんほったらかしではないです。


面白いですよ!
★★★★★ 2019/5/6
面白いですよ!日本人見かけないですけど。


日本人増えてほしい
★★★★★ 2019/4/30
日本人増えて欲しい 面白いよ

まとめ

今回の記事では新作ストラテジーゲーム「ウォーエターナル(WAR ETERNAL)」の評価&レビューとなりました。

世界中ではなかなかの人気ぶりのようで、僕が加入した同盟にはトルコ、アルゼンチン、フランス、韓国とかなり幅広い国々のプレイヤーが参加しているこのゲーム。

iPhone版が配信された後、日本でもどれだけ盛り上がるのかはわかりませんが、ストラテジーゲーム好きの人でしたらやって損はないレベルのゲームだと僕は思います。

外国人プレイヤーと共闘しながらバチバチのストラテジーゲーム体験をしたい人はやってみてくださいね♪

 

というか日本人プレイヤーが少なすぎるので一緒に楽しんでくれる方を大募集です<(_ _)>

 

 

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