この秋一番の話題作『ドラガリアロスト』が
「
というのも、現時点でのアプリストアの点数は星3.8と微妙な評価(-_-;)
ユーザーレビューを見ても「白猫のパクり」だとか「目新しさがない」だとか「闇鍋ガチャが渋すぎ」だと、なかなか手厳しい辛口の内容が目立ちますからね。
正直にいうと僕もユーザーレビューを確認したときに「
でも、職場の女の子が「ドラガリアロスト面白いですよ!その子との共通の話題を作るために、ゲームブログの管理人として確認のためにやってみたところ
うん、普通にに面白いね。
すごく良くできてるね。
と思いました。
任天堂とサイゲームスの共同開発ですからね。これぐらいはいくだろうなという範囲内の面白さです。
ただ、ある程度やり進めていくうちに印象が変わりました。
クオリティの高さ半端ない!
というか、やればやるほどワクワク感が止まらないのです!!
というわけで、今回は任天堂×サイゲームスによる渾身のアクションRPG『ドラガリアロスト』の本音の感想レビューを書いていきます。
他のレビューサイトでも沢山取り上げられているようですので、こちらのブログではゲーム内容の説明メインではなく
「ドラガリアロストはやる価値があるゲームなのかどうか」
に重点を置いた内容で書かせていただきます!
ドラガリアロストをやろうかどうか迷っている方に向けて「本当に面白いのかな」「やる価値あるのかな」と同じように迷っていた僕が感じたことをありのまま書いていきます。
是非ご覧くださいね。
この記事の目次
ドラガリアロストは面白いのか?
まずオープニングのダウンロード時に流れる動画を見て率直に感じたことは
「やっぱり金を持っている大手が本気だすと凄いんだな」ということです。
映画の予告編と言われたら普通に納得するレベルのムービーにまずは心を持っていかれましたね。
CMでもバンバン流れている「すべてなーつかーしくなるー♪」というDAOKOが歌う主題歌もかなり良いです。間違いなく名曲です。
ホーム画面、UI(ユーザーインターフェース)の作り込みも素晴らしく、ストレスを感じることなくゲームを始めることができる作りになっていますね。
目新しさはない王道のRPGゲーム
では、肝心のゲームの中身はどうなのか、これだけ力の入った作りなのだからさぞかし面白いゲーム性になっているのかどうなのかというと
とくに目新しさはないです。
・ストーリーは王道RPGという印象
・最近よくあるアクションRPG
・ゲーム性は白猫と似てると言われるのもまぁ納得
ただですね。
目新しさがない=面白くないということはありませんよね。
ゲームアプリには必要なのは目新しさよりも安定感
そりゃ、革新的なゲームがあればやってみたいとは思います。
ゲームをやる人間なら、今まで見たこともないような斬新なアイデアに満ちたゲームを求めるのは誰もが思うことですよね。
でも、どんなに革新的であっても毎日やっていれば革新性は薄れます。
ゲームに限らず、音楽でも映画でも何にしても初見のインパクトをずっと保つのは無理な話ですからね。
では、そうなったときにゲームに求められるのは、特にゲームアプリに求められるのは何かというと
「ゲーム本来の面白さを感じる安定感」だと僕は思うのです。
ガチャが一番の売りになってしまうようなゲームアプリが多い中、ガチャの確率でゲームの評価が決められてしまうようなゲームアプリ界隈の中で、
たとえ王道で目新しさがないゲーム性だとしても、「ゲームとしての面白さを追求したような姿勢」は歓迎すべきことだと思うのです。
そして、その点に関しては今回は大成功だと言い切れるクオリティになっています。これは絶対に間違いないです。
ドラガリアロストの本音レビューを書くにあたっての裏側の気持ち
「目新しさはないけど作り込まれた安定感のある面白さ」
今回はこの切り口でレビューを書いていこうと思いました。
ちょっといやらしい話になりますが、ゲームブログを書くようになってからはゲームをやりながらも「こんな感じでレビューを書こうかな」と記事のことを考えながらプレイすることも多いのです。
今回のドラガリアロストに関しては「実際に面白いのは間違いない。まぁ、ありがちなゲームといえばそうかもだけど、ここまでしっかりと作り込まれたゲームはそうそうないわけだから、この『安定感』で書いていけば記事をまとめることができそうだな」なんて考えながらプレイをしていたのです。
「でも、これだけではちょっと足りないな」と感じたので、もう少しプレイをしてネタになるようなことがないか集めてみることにしました。
そして、「安定感」だけでは語れない面白さがドラガリアロストにはあることに気付くことになるのです。
ひとことコメントこの時点での個人的な評価は星4.2か星4.3ぐらいとなります。たしか第一章が終わるぐらいのところでしたね。
やればやるほど面白さが増すのがドラガリアロスト
ここまで武器の強化、キャラクターの強化はほとんどしないまま進めてきたので、ホーム画面に戻り全ての機能をちゃんと確認してみることにしました。
あらためてホーム画面を見てみるとやっぱりクオリティが高いです。
軽快なDAOKOの曲(主題歌とは別)に合わせて三等身のキャラクター達が首を振りながらノリノリでテーブルを囲んで和んでいたり、テクテクと歩いている姿は見ているだけでなんとなく楽しくなってきます。
このキャラクター達がボイス付きでなんやかんやと会話をしているホーム画面のシステムは最初は「ふーん」という感じでした。
でも、ある程度ストーリーを進めた後だと、キャラに対する思い入れが出てきたからなのかずっと楽しく見ていられます。
こういう細かいところまで、正直にいうと「無くてもよくね」というところまで手を抜かずに徹底している作りからは、
「全力で楽しませるぞ!」という制作側の熱意がビンビンに伝わってきますね。
それはホーム画面から他の画面に切り替わるときのちょっとしたエフェクトだったり、ロード画面の右下に映し出される妖精のシルエットだったりと本当に細かいところからもビンビンに伝わってきます。
ひとことコメントこの文章では上手く伝わらない自信がありますが、実際にちょっとでも触れてもらえれば僕が書いていることに納得してもらえるかと思います。
任天堂らしさを感じるゲーム本来の楽しさ
徹底した細かい魅力、遊び心はバトルの中にも沢山散りばめられています。
バトル画面の片隅に生えているキノコや樽を叩くとコインが出てきたり、
マップの行き止まりの先にアイテムをゲットできる宝箱があったり、
水溜りに入ると「ずぶ濡れ状態」になって動きが遅くなったり、
一定の間隔で立ち昇る火柱を避けながら進まなくてはいけなかったり、
マップの作りによっては逃げ場を失いそうになってドキドキしたり、
とつぜん、大きな球体がゴロゴロと転がってきて慌てて避けたりと
ゲーム本来のシンプルな楽しさがいたるところにあるのです!!
この細かい遊び心がファミコン時代から任天堂のゲームで育ってきた僕にはたまらんのです!!
キノコと樽をぶっ叩いたり、蹴散らすことでコインをチャリンチャリンするときの「プチ快感」はわかってもらえますよね。
そして、これこそが任天堂ゲームの真骨頂だと思うのです。
アイテムを獲得したときの効果音、レベルアップしたときの効果音からも、子供の頃の遠い記憶がよみがえるような「そう!これこれ感」があるのです。
ひとことコメント
『聖域』という箱庭ゲーム的な要素のあるモードで流れるBGMは任天堂ゲームらしさ満点でほっこりしました。
そのゲームを好きになることで楽しさもアップする、楽しめるからこそもっと好きになる
何日かやってみて気付いたのですが、
僕はドラガリアロストを好きになってしまいました。
タイトル画面が映し出され、DAOKOのあの声で「頑張ってみるから~♪」と流れ出した瞬間に胸のときめきを感じるのです。
※この曲を主題歌に選んだのはズルいです。中毒性ありすぎです。
そして、ゲームをしているときに感じる心地よさ。
キャラクターデザインだったり、操作感だったり、バトルの爽快感だったり、効果音やBGMだったり、ちょっとした遊び心だったり、そういったものが蓄積されてドラガリアロストをプレイしているだけで心地よさを感じるのです。
好きになったからやり続ける⇒やり続けるとさらに楽しくなる⇒楽しいからさらに好きになる⇒好きだからもっとやりたくなる
この無限ループが加速していくのをドラガリアロストをやる度に感じています。
ひとことコメントボスキャラ戦の中にたまにある「対ドラゴン戦」は音楽もエフェクトも含めて思わず声が出るぐらいの興奮があります。
まとめ
今回はドラガリアロストは本当に面白いのかを知りたい方、やろうか迷っている方へ向けて本音のレビューを書いてみました。
アプリストアのレビューにも沢山書いてある「目新しいところがない」「ありがちな王道RPG」という意見。
これはその通りだと思います。
ただ、僕の想像になりますが、任天堂とサイゲームスが共同開発することになった今回のドラガリアロストでは
王道RPG路線をあえて選んだのだと思うのです。
そして、革新的な要素や目新しさで勝負するのではなく、任天堂の長年の歴史で培った「ゲーム本来の楽しみを作る力」とサイゲームスが持つ「ゲームアプリのノウハウ」を融合させることで
ゲームアプリ業界が見失いそうになっている「ゲーム本来の面白さ」をあえてライバルが多い王道路線の中で表現することを目指したのではないかなと思えるのです。
と、ここまで長々と語ってみましたが、
僕が本当に言いたかったこと、書きたかったことはシンプルです。
ドラガリアロスト超面白いです!!
迷う必要ないので絶対にやるべきです!!
ガチャがどうとかではなく、「ゲーム本来の面白さ」を感じられるRPGを探していた人は是非プレイしてみてくださいね。
僕がくどくどと書いたことも「なるほどな」と思ってもらえると思います♪
会社 | Nintendo Co.,Ltd. |
サイズ | 718.65MB |
カテゴリー | アクションRPG |
OS | iOS9.0以降/Android OS4.4以降 |
配信日 | 2018年9月26日 |
価格 | 無料(一部アイテム課金あり) |